水泳とは、楽しく泳ぐスポーツ。競泳とは、時計を速く止めるスポーツである。
どうも、げんごろー(@gengoro_coach)です。
今回は水泳と競泳について書いていこうと思います。
「水泳」と「競泳」は何が違うか、みなさんは考えたことはありますか。
英語では、水泳も競泳も同じ「Swimming(スイミング)」です。
ということはどちらも同じものなのでしょうか。
じっくり考えていきましょう。
目次
水泳について
まずは水泳について考えていきましょう。
辞書で「水泳」を調べて見ましょう。
人が,スポーツや楽しみで,水中を泳ぐこと。水練。遊泳。みずおよぎ。およぎ。
水泳競技は、泳ぐことによる競技で競泳、飛込、水球、シンクロナイズドスイミングの4種目があります。また、マスターズ水泳では、生涯スポーツとして国内大会は18歳以上、国際大会は25歳以上が参加でき、5歳きざみの区分で年齢に応じた目標に向かって大会に参加しています。
競泳には、自由形、平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎの4種目の泳法があり、静止した水面を泳法別、距離別に速さを競い合います。
「人が、スポーツや楽しみで、水中を泳ぐこと。」とあります。
言い換えれば、水泳とは「楽しく泳ぐスポーツ」です。
水泳には「競泳」「飛込」「水球」「シンクロナイズドスイミング」の4種目があるとも書いてあります。
ふむふむ、「水泳」の中に「競泳」があるというわけですね。
次は競泳です。
競泳について
同じように辞書を引いて見ましょう。
一定の距離を所定の泳法で泳ぎ,その速さを競う水泳競技。泳法と距離によって競技種目が定められている。
簡単にいうと、「決められた距離を、決められた種目で泳いで、速さを競う競技」
ん?
ここで少し疑問が生まれました。
競泳でいう「速さ」ってなんでしょう?
何をもって「速い」というのでしょうか?
泳いでいるスピードのこと?(時速何キロとか)
違いますよね。
競泳で速い人というのは、「速くゴールした人」のことです。
すなわち、「速く時計を止めた人」のこと。
世界記録をもっている人は、「その種目で、世界で一番速く時計を止めた人」のことですよね。
と、いうことは…
みなさんはどんな目標を持って練習しているのでしょうか。
選手として練習している人に、その質問をしてみると、
「JOに出たいから!」
「県大会で優勝するためです!」
「ベストタイムを更新したいから!」
と答えてくれる人が多いです。
その答えは、
「JOに出たいから」→「JOの標準タイムより速く時計を止める」
「県大会で優勝する」→「県で一番速く時計を止める」
「ベストを出す」→「今までの自分の中で一番速く時計を止める」
と言い換えることができますよね。
ということは、みなさんは「速く時計を止める」ことを考えて練習しなければなりません。
時計を速く止めるということは、泳ぐスピードはもちろんですが、スタートの技術、水中動作、浮き上がり、ターンの技術、壁の蹴り方、ラスト5mの加速、タッチの技術、全てを上手くしていくこと。
いくら速いスピードで泳げても、時計を止めるのが遅ければ意味がありません。
これも忘れないで!
水泳の説明のところで、「水泳」の中に「競泳」があるとお話ししました。
もう一度おさらい。
水泳とは、「楽しく泳ぐスポーツ」であるということ。
そう、楽しいんです。
ということは、水泳も競泳も楽しいスポーツなんです。
みなさんは楽しく泳いでいますか?
まとめ
水泳は、楽しく泳ぐスポーツ。
競泳は、時計を速く止めるスポーツ。そして楽しい。